分数のつまずきを防ぐ教え方|通分・約分は「図」で考える
2026/10/08
分数は、2年生で「1/2・1/4」に出会ってから、6年生の分数のかけ算・わり算まで、少しずつ内容が積み重なっていく単元です。どこかでつまずくと、その先の学習にも影響しやすいので、早めに気づいてサポートすることが大切です。
1. まずは「同じ大きさに分ける」体験から
分数の基本は「1を同じ大きさにいくつに分けたうちの、いくつ分か」です。折り紙を折ったり、ピザやケーキを切り分けたりする体験を通して、分数の大きさを目で見て感じることが、その後の理解の土台になります。
2. 「分母もたしてしまう」まちがいに注意
1/5 + 2/5 を 3/10 としてしまうまちがいは、とても多く見られます。「1/5 が何こ分あるか」と考えると、1/5 が 1こと 2こで 3こ分、つまり 3/5 だとわかります。分数を「〜が何こ分」と読みかえるのがコツです。
3. 通分・約分は、図で確かめる
5年生で習う通分(分母をそろえること)と約分(分母と分子を同じ数でわること)は、手順だけを覚えると、意味がわからなくなりがちです。1/2 と 2/4 が同じ大きさであることを図にかいて確かめると、「大きさは変えずに、表し方を変えている」ことが理解しやすくなります。
4. 倍数・約数と結びつける
通分には最小公倍数、約分には最大公約数を使います。分数でつまずいているときは、その前の単元である「倍数と約数」に戻って練習すると、スムーズに解けるようになることがあります。
5. 計算ドリルで「くり返し」練習する
考え方がわかったら、あとは練習あるのみです。おうちプリントの計算ドリル「分数のたし算・ひき算(同じ分母/分母がちがう)」は、毎回ちがう問題が出るので、同じ単元を何度でも練習できます。